2012-01-01から1年間の記事一覧

江の島イルミネーション

「江の島シーキャンドルライトアップ」と銘うったイルミネーションを見物して参りました。 煌びやかな光景に、一瞬、どうやって写せばよいのやら・・・と戸惑いましたが、ええいままよ!と得意のオートで撮ってみました。 寒色系が多い中にピンクや黄色の暖…

せいこがに

この季節の美味なるものと伝え聞く『せいこ蟹』を取り寄せてみました。 濃厚な味わいでお酒がすすみそうです。 残念ながらアルコールはほんのたしなむ?程度なので、ただ無心に頂きました。

Voice

朝日新聞 2012年12月14日 金曜日 『声』欄から 三つの光景が安全を選ぶ原点 作家 赤川 次郎 (東京都港区 64) 三つの光景を思い出そう。第一は昨年3月11日、東北地方を襲った大津波の人間の想像力を遥かに超えた凄まじい破壊力。 第二は福島第…

無賃乗車

横須賀線のとある駅で鳩が乗ってきました。 乗り慣れた様子で落ち着いています。 次の駅でドアが開くとトコトコ降りてゆきました。 ちゃんとお家に戻れたでしょうか・・・ ・

いつもありがとうございます。 はてなダイアリーしばらくお休みいたします。

今(この)世にし 楽しくあらば 来む生(よ)には 虫に鳥にも われはなりなむ 大伴旅人 万葉集 巻3−348 この世で楽しく(酒を飲み)過ごせるのなら、来世では虫にだって鳥にだってなりましょう。 *太宰帥大伴卿(大伴旅人)、「酒を讃(ほ)むる歌十三…

玉藻

明日香川 瀬瀬に玉藻は 生ひたれしがらみあれば 靡(なび)きあはなくに 万葉集 巻7−1380 明日香川の瀬ごとに美しい藻が生えていますが、しがらみがあって、互いになびき合うことができません。 *「しがらみ」とは、流れる水を堰き止めるために、竹や…

善五郎の滝

残暑お見舞い申し上げます

明日香川の石橋

明日香川 明日も渡らむ 石橋(いははし)の 遠き心は 思ほえぬかも 万葉集 巻11−2701 明日香川の石橋を渡って明日もあなたに逢いに行きましょう。 私はあなたに対して、飛び飛びの石橋のようにかけ離れた心など持っていません。 (あなたのことをずっ…

水分山 (みくまりやま)

吉野水分神社 神さぶる 磐根(いはね)こごしき み吉野の 水分山(みくまりやま)を 見ればかなしも 万葉集 巻7ー1130 神々しい岩のごつごつしているみ吉野の水分山(みくまりやま)を見ると 深い感動を覚えます。 昔、万葉人の愛した吉野とは、下市、大…

天の香具山 (あまのかぐやま)

春過ぎて 夏来(きた)るらし 白栲(しろたへ)の 衣乾(ころもほ)したり 天の香具山 持統天皇 万葉集 巻1−28 春が過ぎて夏が来たようです。真っ白な衣が乾してあります、天の香具山に。 ↑大極殿と朝堂院を区切る閤門(こうもん)跡を示す赤い列柱越しに…

かきつはた (カキツバタ)

杜若(かきつはた) 丹(に)つらふ君を ゆくりなく 思ひ出でつつ 嘆きつるかも 万葉集 巻11−2521 カキツバタのように顔立ち美しいわが君を、ひょっと思い出してはため息をついています。 5月19日午後5時頃、ならまち散策の途中、十輪院に立ち寄っ…

雲雀

うらうらに 照れる春日(はるひ)に 雲雀あがり 情(こころ)悲しも 独りし思へば 大伴家持 巻19−4292 うららかに照る春の日に 雲雀があがり囀っているけれど わたしの心は悲しい 独り物思いをしていると ☆ ☆ ☆ あげヒバリ・・・に見えますか?(*^。^*…

金環日食

5月21日朝、三浦半島は雨でしたが 雲の切れ間に金環日食が見られるかも知れない と、二階の東側の窓から暫く空を見上げておりますと 真っ黒な雲の隙間から、太陽のリングが幽かに姿を現しました。 何かのテレビ番組で、『カメラのシャッター速度を速くす…

藤の末葉

春べ咲く 藤の末葉(うらば)の うら安に さ寝(ぬ)る夜そなき 子ろをし思(も)へば 万葉集 巻14−3504 いとしい子を思っているので 心安らかに眠れる夜がないことです。 *藤の末葉の・・・までは、うら安のウラを導く序です。 末葉とは、草木の先の…

さす竹の

さす竹の 大宮人は 今もかも 人なぶりのみ 好みたるらむ 中臣宅守 万葉集 巻15−3758 大宮人は、今もやはり人をからかい、困らせることばかり好んでいるのでしょうか。 この歌は、奈良の大路の歌の時に触れました、中臣宅守が、狭野弟上娘子(さののお…

桜花 時は過ぎねど 見る人の 恋の盛りと 今し散るらむ 万葉集 巻10−1855 桜の花は、時節が過ぎたわけではないのに、人々が盛んに愛でてくれるうちにと 今、散ってしまうのでしょう。 ☆ ☆ ☆ 近所の公園から。東京湾を隔てて房総半島(鋸山、富山方面) …

御苑生の梅

御苑生(みそのふ)の 百木(ももき)の梅の 散る花の 天(あめ)に飛びあがり 雪と降りけむ 大伴宿禰書持 万葉集 巻17−3906 庭園の沢山の木の梅の散る花が、天に飛びあがって雪と降ったのでしょう。 能狂言を楽しんだその晩は都内に泊り、翌日、北鎌…

柳 そしてお能

春雨に 萌えし楊(やなぎ)か 梅の花 友に後(おく)れぬ 常の物かも 大伴書持 万葉集 巻17−3903 春雨に促がされて早く芽生えた柳でしょうか。 それとも梅の花という友達に遅れずに芽をふいたいつもの普通の柳でしょうか。 目黒川の芽吹き柳がとても綺…

若月 (みかづき)

振放(ふりさ)けて 若月(みかづき)見れば 一目見し 人の眉引(まよびき) 思ほゆるかも 大伴家持 万葉集 巻6−994 振り仰いで三日月を見ると、ただ一目見た女(ひと)の眉引きを思い出します。 昨夜、微笑む口元のような三日月が 出ていました。 そして…

メジロがきた♪

枝垂梅の枝に蜜柑を刺しておいたら、今年もメジロがやって来ました。 たいていヒヨドリに先を越されてしまいますが、どこかで見ているらしく ヒヨドリがちょっと座を外した?隙に『鬼のいぬ間』とばかり飛んできて 熱心に蜜柑を啄ばんでいます。 冬ごもり 春…

春さらば 逢はむと思(も)ひし 梅の花 今日の遊びに あひ見つるかも 薬師高氏義通 万葉集 巻5−835 春になったら逢いたいと思っていた梅の花に、今日の遊宴で逢う事ができました。 *大伴旅人邸での宴会の折に詠まれた歌の中の一首です。 ☆ ☆ ☆ ようよう…

筑波の岳に登りて

筑波岳(つくはのたけ)に登りて 鶏が鳴く 東(あづま)の国に 高山は 多(さは)にあれども 朋神(ふたかみ)の 貴き山の 竝(な)み立ちの 見が欲し山と 神代より 人の言ひ継ぎ 国見する 筑羽(つくは)の山を 冬ごもり 時じき時と 見ずて行かば まして恋…

橘・たちばな

橘の 下吹く風の 香ぐはしき筑波の山を 恋ひずあらめかも 助丁占部廣方(すけのよぼろうらべひろかた) 万葉集 巻20−4371 橘の木の下を香ぐわしい風が吹く筑波山を恋しく思わずにいられません。 *筑紫へ向かう防人の詠んだ歌です。古来、筑波山には橘…

筑波嶺(つくばね)

筑波嶺に 雪かも降らる 否(いな)をかも かなしき児ろが 布(にの)乾さるかも 万葉集 巻14−3351 筑波嶺に雪が降ったのだろうか。それとも愛しいあの児が白い布を乾したのだろうか。 *『にの』とは『ぬの』の東国訛り。 ☆ ☆ ☆ 初めて茨城県つくば市…

海人の釣舟

風を疾(はやみ) 沖つ白波 高からし 海人の釣舟 浜に帰りぬ 角麿(つのまろ) 万葉集 巻3−294 風が強く沖は波が高いようです。漁師の釣舟が浜に帰ってきました。 向かいは伊豆大島 ☆ ☆ ☆ 朝から風が強いので『散歩には向ない日かな?』と迷いながら、先…

よい年でありますように

あけましておめでとうございます 2012年 元旦 三浦海岸冬の風物 大根干しです。 対岸は房総半島。正面に鋸山が見えます。