2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

馬酔木 (あしび・あせび)

京都 竜安寺 池水に 影さへ見えて 咲きにほふ 馬酔木(あしび)の花を 袖に扱入(こき)れな 大伴家持 万葉集 巻20−4512 池の水に美しい影さえ映して咲きにおう馬酔木の花を、しごいて袖に入れましょう。 この歌は、以前載せた馬酔木の歌の一つ前の歌…

鴨・かも

水鳥の 鴨の羽色の 春山の おぼつかなくも 思ほゆるかも 笠 女郎(かさのいらつめ) 万葉集 巻8−1451 水鳥の鴨の羽の色のような春の山がぼんやりしているように あなたのお気持ちがよく分らないので、もどかしく思っています * 笠女郎が大伴家持に贈っ…

節分草

奥秩父の両神堂上へ節分草を見に行って来ました。 ここは自生地とは言うものの、人の手で保護管理されていて、9日には「節分草まつり」があり、美味しい甘酒の接待に与りました。 花は盛りの一歩手前でしたが、枯れた落ち葉の上に、2センチ程の小さい可憐…

梅・うめ

梅の花 今盛りなり 思ふどち 挿頭(かざし)にしてな 今盛りなり 筑後守葛井大夫(葛井大成・ふじいおおひろ) 万葉集 巻5−820 梅の花が今盛りですよ。心の合った者同士、髪かざりにしましょう。今が盛りで すよ。 2月29日に、湯河原の幕山梅林で観梅…