松が枝の 地(つち)につくまで 降る雪を 見ずてや妹が 籠(こも)り居(を)るらむ 石川内命婦(石川女郎) 万葉集 巻20−4439 松の枝が地につくほどに降る雪を見ないで、あなたは籠っておいでなのでしょうか。 天智天皇の皇女、水主内親王(もひとり…
にほ鳥の 潜(かず)く池水 情(こころ)あらば 君にわが恋ふる 情(こころ)示さね 大伴坂上女郎 万葉集 巻4ー725 にほ鳥のくぐる池の水よ。心があるなら、わが君を私が恋しく思う心を示しておくれ。 *この歌は、坂上女郎が聖武天皇に献じた一首です。…
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