忘れ草 我が紐に付く 時となく 思ひわたれば 生けりともなし 万葉集 巻12−3060 忘れ草を私はきものの下紐につけました。 ひっきりなしにあの人のことを恋しく思っていると、苦しくて生きた心地もしませんから。 * 忘れ草(萱草)は憂いを忘れる草とさ…
吾妹子(わぎもこ)が 赤裳の裾の ひづちなむ 今日の小雨に われさへ濡れな 万葉集 巻7−1090 愛しいあの娘の赤い裳の裾が濡れているだろう。今日の小雨に私も濡れよう。 ノハナショウブ 〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜 先週末の天気予報によります…
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