2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

唐招提寺

おほてら の まろき はしら の つきかげ を つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ (大寺のまろき柱の月影を土に踏みつつものをこそ思へ) 会津八一 会津八一歌碑 金堂側面 南大門から写したウメモドキの実と金堂 唐招提寺は私の気に入りのお寺の一つで、…

今日は吹雪

わが背子と 二人見ませば 幾許(いくばく)か この降る雪の 嬉しからまし 藤皇后(光明皇后) 万葉集 巻8−1658 あなたと二人で見られたなら、どれほどこの降る雪が嬉しく感じられることでしょう。 *光明皇后が聖武天皇に奉った一首です。 この歌の歌碑…

夢殿

ゆめどの は しづか なる かな ものもひ に こもりて いま も まします が ごと (夢殿は 静かなるかな もの思ひに 籠りて今も ましますがごと) 会津八一 夢殿はなんと静かなのだろう。今でも(聖徳太子が)籠って物思いに耽っていらっしゃるようだ。 ほぼ…