わが背子と 二人見ませば 幾許(いくばく)か この降る雪の 嬉しからまし
あなたと二人で見られたなら、どれほどこの降る雪が嬉しく感じられることでしょう。
*光明皇后が聖武天皇に奉った一首です。
この歌の歌碑が、東大寺大仏殿の外、西北の辺りにあります。
先日奈良へ出かけて、もし折よく雪が降ったらこの歌碑を訪ねてみようと思いましたが
あいにく降りそうで降りませんでした。
↓ の写真は昨年5月に写したものです。
* * *
昨夜の天気予報の降雪予想図によりますと、三浦半島は微妙に雪雲がそれていましたので
やれ安心と就寝したのに起きたら外は真っ白。そして一日中吹雪いています。
午後3時過ぎには積雪15センチ。明朝まで降り続くと20センチを超えるでしょう。
「あなたと二人で降る雪を見られたら嬉しいのに」
などと呑気なことを言ってる場合じゃないのです。
夜になって、短いけれど四度停電。懐中電灯と蝋燭を用意したら停電は治まりました。
でも今宵は用心しませんと。
明日は久々に道路の雪掻き。大丈夫かな・・・?