韓藍・からあゐ (ケイトウ)




わが屋戸(やど)に 韓藍(からあゐ)植え生(おほ)し 枯れぬれど 懲りずてまたも 蒔かむとそ思ふ


                        山部赤人 万葉集 巻3−384



家の庭に韓藍(ケイトウ)を植え育てて枯れてしまったけれど、懲りずにまた種を蒔こうと思います。




                                     




ようやく訪れた秋の日の陽射しに誘われ、昨日、本当に久しぶりにカメラを抱えて近所を歩いてみました。
我が家のすぐ近くに、今どき珍しい数十メートル程の未舗装の道路があって、そこにケイトウの花が咲いていましたので〜パチリ。
地味なイメージの、昔よく見た鶏のトサカに似た花は少なくなり、近頃は園芸種の色鮮やかな花が目を楽しませてくれます。これもケイトウなの?と吃驚するような様々な色、形があって、夏から秋の花壇には欠かせない花ですね。
インド熱帯地方の原産ですが、古くに薬用、染料など実用植物として渡来し、観賞用としても栽培されたそうです。









ヤリケイトウ


こちらは以前 家の庭に植えていたケイトウです。


ついでに・・・散歩道で・・・