等夜(とや)の野に 兎(をさぎ)狙(ねら)はり をさをさも 寝なへ児ゆゑに 母に嘖(ころ)はえ
                   万葉集 巻14−3529



(等夜の野で兎(うさぎ)を狙っているみたいに)
ちっとも寝ない児だのに、そのことでお母さんに叱られて。


「等夜の野に 兎狙はり」までは、次の「をさ」を導く序です。
この1首は、解釈が色々にできて、かえって解りにくい歌ですね。

等夜(とや)の野とは「下総国印旛郡鳥矢郷」、今の千葉県佐原市の一部に
あたるようです。


札幌の大通公園を散歩していたら、茶色い兎に出会いました。
どうも日本の野兎ではなさそうです。芝生に腹這いで本を読んでいる女の子のペットのようで、気ままにピョコピョコと遊んでいました。
万葉集のモデルさんゲット!


札幌は初めて訪れました。で、赤レンガの旧庁舎、時計台、大通公園、北大構内など散策し、札幌ラーメンやスープカレーを味わい、半日観光バスで、宮の森シャンツェ、藻岩山、羊が丘展望台などを廻る、超初心者コースの観光でした



大通公園ではフラワーフェスタ開催中で、花の絨毯が作ってありました。
午後6時を回っていて、少し薄暗い空に、虹がかかりました。


札幌で見たあれこれ