真弓・まゆみ



み薦(こも)刈る 信濃の真弓 引かずして 弦(を)はくる行事(わざ)を 知ると言はなくに


            石川郎女(いしかはのいらつめ) 万葉集 巻2ー97




信濃の真弓を引いて見もしないで、弓弦のかけかたを知っている人はないと言います。(本気で気を引いて見もしないで、女の気持ちを意のままに従えるさせることが出来る人なんて、いないと言いますよ)



ysk1139(こよっこ)さま撮影


真弓の歌は二首目です。この歌は以前載せた歌の返歌です。


真弓の実を写したいとずっと思っていたのですが、中々機会がありませんでした。
ところが最近、いつも通る道の小さな繁みに、赤い実を見つけたのです。
こんな所に!   灯台もと暗し。
長い間、毎日のように通っているのに、今まで全く気がつきませんでした。 
で、今日は、”マユミの実を写せて良かった記念”です。ピンボケですが・・・