弓張月



天の原 ふりさけ見れば 白真弓(しらまゆみ) 
      張りて懸(か)けたり 夜路(よみち)は吉(よ)けむ


       間人宿禰大浦(はしひとのすくねおおうら) 万葉集 巻3ー289




大空を振り仰いで見ると、白木の真弓を張ったような月が出ているので、夜道はよいことでしょう。




この歌は、「初月(みかづき)の歌」となっていますので、この写真では本来合わないのですが・・・白真弓張りて・・・とあるので、弓張月を連想しました。




一昨夜(6日)は久しぶりにお月さまが顔を覗かせました。上弦の月です。
上弦の月と下弦の月を「弓張月」と云うのだそうです。
↑をクリックしますと、詳しい説明が出ます。


懲りもせず、再度月を撮りました。午後買い物に出た時に白い月が出ていたので、帰ったら明るいうちに写そう! と思ったのですが〜つい忘れました(^^ゞ
日の入りから随分経ってから思い出し、ベランダから写しました。
前回よりは、クレーターが撮れたでしょうか?
トリミングして、目一杯月を拡大してみました。
次はもう少し明るい時間に挑戦しましょう!!




先日、箱根で見たマユミの実です


11月20日朝 快晴で、下弦の月を観ることが出来ました。