ナッシュマルクトは生鮮食料品の市場。パン屋、肉屋、チーズ屋、魚屋、八百屋などが豊富な品を並べている。中華食材の店もあって、ここではお豆腐など日本食材も売っていた。シシカバブを野菜と一緒に薄いパンにはさんだ、トルコ風のサンドイッチを売る店が何軒もあり、人気があるようだった。カフェは当然あるし、お寿司屋さんまであるのにはビックリした。アジアな雰囲気いっぱいの市場なのであった。
行き方は，オペラ座前でリンクを横断して、ケルントナー通りから続く道を真っ直ぐ行くとカールスプラッツ。そこから南西にセセッシオンを目指すと分かり易い。セセッシオンの斜向かいがナッシュマルクトの入り口になる。私たちは、車が少なそうな工科大学の脇の道を歩いていたら、「日本屋」という店があったので入ってみた。生もの以外の日本の食料品は殆ど揃っているようで、あと食器やちょっとした雑貨が置いてあった。ここの奥さんに「日本人はスリに狙われるから気をつけて！」と注意され、話には聞いていたけれど、改めて緊張する。日本屋前のもう一つ先の道の信号を渡ると市場に入れる。
日本屋
ナッシュマルクトの入り口
緑色の小屋がずーっと続いている。
市場の通り
「ビッテ シェーン」とお客を呼ぶ声があちこちから聞こえて活気がある。
八百屋
ドライフルーツも色とりどり
魚屋
鮮魚も豊富に並んでいたが深海魚みたいなのが多い。どこで獲れた魚かな？
乾物屋
お米が三種類あった。ここで胡桃を買った。
漬物屋
右の桶はきゅうりのピクルス、左はザワクラウト。
香辛料屋
お茶も色々な種類が並んでいた。この店の周りは香辛料の爽やかな匂いが一杯。手前にあるのは干したラベンダー。
花屋
市場のはずれ
市場の奥の方は小屋ではなくテントが張ってあって、中近東や東南アジア風な衣料や雑貨を商う店が多い。土曜日にはこの地続きで「蚤の市」が開かれる。
行った日 ７月７日
