春霞 流るるなへに 青柳の 枝くひ持ちて 鴬鳴くも
万葉集 巻10−1821
春霞が流れる中に、青柳の枝ををくわえて鶯が鳴いています。
最初の二枚は4月2日夕方に写した鎌倉の源氏池の柳です。
この日、しきりに鳴くウグイスの声を聴きましたが、その姿をとらえることは出来ませんでした。
真上で声がするのに見つかりません。用心深いのか、恥ずかしがり屋さんなのか。
柳の枝をくわえたウグイスの姿を見る事なんて本当にできるのでしょうか?
次の三枚は浅草の観音様で写した柳です。(4月18日)
柳の近くには小さな藤棚があって、もう花が咲き始めておりました。季節が初夏へと移ろう気配。
以下、浅草寺境内でのスナップです。
「平成中村座」の芝居小屋には鯉のぼりが泳いでいました。
お揃いの白いキャップでタイ国の団体さん。これなら迷子になってもすぐ見つかるかな。
人気のメロンパン屋さんの行列。並ぶ大半が海外からのお客さま。
おまけに・・・銀座のホコ天でマリオネット。