富士の高嶺



妹が名も わが名も立たば 惜しみこそ 
                 富士の高嶺の 燃えつつ渡れ


或る歌に曰はく
君が名も わが名も立たば 惜しみこそ 不盡の高嶺の 燃えつつも居れ

万葉集 巻11−2697



貴女の名も私の名も世間の噂に立っては惜しいからこそ
富士の高嶺のように燃えつつも(外に現さずに)生きているのに



*この歌が詠まれた頃、まだ富士山の火山活動があったことを思わせる一首です。



近所の公園から見た今朝の富士山です。
西の空はスモッグがちでしたが何とか写りました (*^_^*)





おまけに・・・
午後、用事で鎌倉へ出かけ、小町通りのイワタで、今人気のホットケーキを撮ってきました。



今年も温かいお付き合いを頂きまして、心からありがとうございました。
新しい年も、お健やかで幸せ多いお年でありますよう、皆さまの益々のご活躍をお祈りいたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。