霍公鳥(ほととぎす) 来鳴き響(とよも)す 岡辺なる 藤波見には 君は来じとや


                           万葉集 巻10−1991



ホトトギスが来て鳴きたてているこの丘の藤の花を、あなたは見に来ないお積りでしょうか。

         


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近所の崖にタップリと垂れ下がって咲いていた藤の花も見頃を過ぎ、昨日花の下を通ったら、葉が濃く生い茂って花房は数えるほどしか残っていませんでした。これからモロッコインゲンのような大きな実が沢山生ることでしょう。
三浦半島は低い山と谷戸が多く、そこに長く蔓を伸ばした藤が自生していて、それを観ながら歩くのも散歩の途中の楽しみです。
今年もあちこちで写真を撮りましたが、上手く写せたものはなく・・・涙
お笑い種に数枚UPいたします(^^♪










ところで、ヤマフジの蔓は左巻き、右に巻いているのはノダフジだそうです。
私は植物の右巻き、左巻きがよく分らないのですが(頭がヒダリマキなもので・・・笑)
下の写真の左が近所に自生する藤の蔓です。これ左巻きですよね?
右は「あ!これ右巻き」と思って写したクズの蔓です。



蔓の巻く方向についてこんなの見つけました。これ判り易い説明だと思います。



今日三浦半島は朝からとても寒いです。昼間雷鳴が轟き、落雷のような大きな音もしました。
皆さまの地域では如何でしたか?