さす竹の 節隠(よごも)りてあれ わが背子が 吾許(がり)し来ずは われ恋ひめやも

                             
万葉集 巻11−2773



どうか竹の節に(家に)こもっていて下さい。あなたが私のところに来なければ、私はこんなに恋に苦しみはしないのですから。


『いつもいつも逢っていたい』という思いの裏返しでしょうか・・・




湯河原温泉を散策の途中、孟宗竹の竹林が多く見られました。風が吹くと竹がぶつかり合って、カーン、カーンと澄んだ音が響きます。

温泉街が少し元気が無い様子なので、相模湾の魚だけでなく、竹の子料理も名物にしたら、街の活性化に役立つのでは・・・タケノコ大好きな食いしん坊は、こんな事を考えたりしながら歩いたのでした。







竹の写真を色々写してきましたので、どうぞご覧くださいませ。