鶴岡八幡宮 源平池
浅緑(あさみどり) 染め懸(か)けたりと 見るまでに 春の楊(やなぎ)は 萌えにけるかも
万葉集 巻10−1847
浅緑の色に染めて掛けてあるのかと見ちがえるほどに、春の柳の枝が芽吹いてきました。
* 柳は種類が多いのですが、万葉にあるヤナギとは、シダレヤナギを指すようです。春の景物として愛され、カザシにしてその風情を楽しんでいました。
コリヤナギ・・・かも?
新宿御苑
大船フラワーセンターに、コリヤナギがありました。
これで作った行李が柳行李です。
昔はどちらのお家にもあって、私の実家にも幾つか押し入れに入っていました。
あの行李は何処へ行ってしまったのやら・・・
今思えば、日本の風土に適した、衣類保存用に最適な入れ物です。
買おうかな〜〜