秋の野の 尾花が末(うれ)の 生ひ靡き 心は妹に 寄りにけるかも
秋の野の尾花の穂先が伸びて風になびくように 私の心はあの子になびきき寄ってしまったことです。
15日午後、稲村ケ崎に富士山見に行こう!とツレが誘います。
土曜日の鎌倉は混雑するし・・・でも漸くの秋日和だし〜〜行ってみようか。
行きは江ノ電で、とホームの様子を窺うと溢れんばかりの人々。これでは乗る気になりません。
取りあえず鎌倉駅東口に出たら、納言でお汁粉食べたい、とツレ。
え? いきなりそう来るか。私、お腹すいてないんだけど。
今日は混んでて満席かも、と戸をそっと開けて覗くと、幸か不幸か一卓空いてました。
ツレはお餅ひとつ追加して貰って満足の体。よく入るお腹だこと! お汁粉の写真はガラホで。
さて、お腹も満足したところで、とうする? やっぱり海に行ってみる?
若宮大路を由比ヶ浜に向かい、稲村ケ崎方面へ。いつもの「磯づたいの道」を行くつもりが工事のため通行止めで、国道134号を歩くよう誘導されました。
この道歩くのは初めてかも、と思いつつ行くと、山側にススキの穂波が続いています。
見るからにハチジョウススキの遺伝子を受け継いでいると思われる頑丈そうなススキの群れ。ハチジョウススキに比べると葉や茎はやや細めなので、八丈ススキと普通のススキの雑種といわれるエノシマススキかもしれません。
この日、稲村ケ崎方面に若者たちが続々と向かって行きます。いつもはこの道を歩く観光客は殆ど見かけないのに。
稲村ケ崎も大勢の人。カメラマンがずら〜り。ただ入り日を眺めるだけにしては人が多すぎる。訝しく感じながら帰宅し、翌朝、新聞を見たら、片瀬海岸で花火大会だったそうです。道理で。
由比ヶ浜では何やら人だかりが・・・コンサートを楽しむ人たちでした。
稲村ケ崎にはカメラマンがずらり。
箱根駒ヶ岳山腹に沈む夕陽。 富士山も頭だけうっすらと。