卯の花




皆人の 待ちし卯の花 散りぬとも 鳴く霍公鳥 われ忘れめや


       万葉集 巻8−1482    大伴清繩(おおとものきよつな)



皆が待っていた卯の花が散ってしまっても、そこに来て鳴くホトトギスを私は忘れたりしません。






          *       *        



今年は卯の花の開花がいつもより早かったようで、ホトトギスがまだ渡って来ないのに
花は盛りを過ぎ散り始めています。
カメラを持って買い物に出かけ、卯の花その他、道端に咲く小さな花を写してみました。
白っぽい花は上手くピントが合わせられない上に風もあって、いつもながらトホホな写真ばかりですが。
当地の生活道路に咲いている花たち。まず、白い花から。


野茨(ノイバラ)


韮(ニラ)


常盤露草(トキワツユクサ


箆大葉子(ヘラオオバコ)


白詰草シロツメクサ


ヒメウラナミジャノメ?



その他、色々な花たち。

赤詰草=紫詰草(アカツメクサムラサキツメクサ


赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)                
 


蔦葉海蘭(ツタバウンラン


小判草コバンソウ)                          
 


黄華鬘(キケマン)


長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ