卯の花




   卯の花の 咲く月立ちぬ 霍公鳥 来鳴き響めよ 含(ふふ)みたりとも


                                       万葉集 巻18−4066  大伴家持


   四月一日、久米廣繩(くめひろのり)の館で宴の席での一首です。






いつも通る道沿いの藤の花が咲いている崖の下の方は、落石防止のコンクリートが吹き付けてあります。
そのコンクリートの壁も今や大きなひび割れが走り、その割れ目からウノハナが育っていて花が咲き始めました。
割れて落ちるコンクリートの防護用フェンスの網目から写してみました。買い物帰りの夕暮れ時です。
この日は例によって遠回りの買い物散歩。コンクリートの隙間から、元気に逞しく咲いている道端の花をあれこれ写しました。


連休中は行楽の人出の様子をTV、新聞などで見聞きして、世の中ワサワサと大変なんだなぁ、とため息交じりに静かに過ごしたのでした。


ホトトギス、去年は5月31日と6月16日に鳴く声を聞きました。
今年はいつ頃来て鳴いてくれるのでしょうか。楽しみです。



崖の上の藤の花


アカバナユウゲショウ


ウシハコベ


ハハコグサ


ハルジオン


コウゾリナ


ニラ


ナガミヒナゲシ


モリムラマンネングサ? タイトゴメ?


ゲンペイコギク


アメリカフウロ


マツバウンラン


昨日、息子の車で「くりはま花の国」のポピーを見に行きました。
部分的に満開になった場所もありましたが、見頃はこれからが本番のようです。
森の中の遊歩道沿いに栃の花が咲いておりました。




「くりはま花の国」のアルバムです。