かはらふじ (ジャケツイバラ)





かはらふじに 延(は)ひおぼとれる 
屎葛(くそかずら) 
絶ゆることなく 宮仕(みやづかへ)せむ
 

                                                高宮王 万葉集 巻16−3855




カワラフジにまといつき、広がり乱れているクソカヅラの蔓が絶えないように、私も絶えることなく、いつまでも宮仕えいたします。




        




箱根町の本還寺の裏山に、傾斜地を整備して回遊式の野草園が造られています。
以前から気になる植物園でしたが、花の季節にこの辺りに来たことがなく、今回、蛇結茨(ジャケツイバラ)が見頃と聞き、初めて訪れました。
太い幹にでも絡み付いて咲く、野生の花を想像していたのですが、此処のは、ブドウ棚風に仕立てられた堂々としたひと株です。株を増やしているようで、他にもまだ若い木や苗木が育っておりました。
梅雨の薄墨色した気配の中、黄色の意外に大きな花が鮮やかで印象的でした。
ジャケツイバラは本州から九州まで各地に自生しているそうですが、今まで見る機会に恵まれませんでしたので、大切に管理されている株とはいえ、ちょうど花の盛りに観賞でき、嬉しいひと時でした。








         




小田原駅讃岐うどん店があるのを見つけ、初めて「さぬきうどん」を食べました。
何を注文しようか迷って、取り敢えず「ぶっかけ」を。
とり天、かぼちゃ天、かき揚げ、締めて590円なり〜
この店のうどんは少しざらざらした舌触りで、冷凍讃岐うどんの方がなめらかかな?と思いました。でも、お出汁のイメージは掴めました。次はぜひ本場で(^−^)