薪(たきぎ)樵(こ)る 鎌倉山の 木垂(こだる)る木を 松と汝(な)が言はば 恋ひつつやあらむ
万葉集 巻14−3433
薪を樵る繁った木々を、松ノ木だ(待っている)と貴女が言うなら、なんで私はここで恋しく思い続けているでしょうか(すぐにでも貴女を訪ねて行きましょう)
* 鎌倉山とは特定の山を指すのではなく、市街周辺の山々のことだそうです。
久しぶりに鎌倉の山を歩いてきました。
本当は、鎌倉アルプスを歩きたかったのですが、コースが長めなので手軽な衣張山(120m)へ。
歩いたコースは平成巡礼道という比較的新しい道で、坂東33観音1番札所の杉本観音から、逗子にある2番札所の岩殿寺へ通じています。
ハイランドの子供自然ふれあいの森から登りました。
頂上です。展望台になっていて相模湾から鎌倉市街、大船方面が望めます。
大船の観音さまも見えました。
一番遠くの山の白い点が見えますか? 大船観音です(笑)
強引に拡大しました。観音さまは丘の中腹です。左下にみえる屋根は鶴岡八幡宮です。
鎌倉の街並み、由比ガ浜、稲村ガ崎。 富士山は見えませんでした。
林の中に道祖神が
山を下り、田楽の辻子を真っすぐ行くと杉本観音。
奈良時代創建の鎌倉最古のお寺です。
ここから鎌倉駅まで歩き、17000歩強のお散歩でした。