見越しの崎 (説Ⅱ 稲村ガ崎)


                            七里ガ浜から


鎌倉の 見越しの崎の 岩崩(いわくえ)の 君が悔ゆべき 心は持たじ

                       万葉集 巻14ー3365



鎌倉の見越しの崎の岩が崩れるような、あなたが後悔なさるような浅い心など、私は決して持ちません。



* 見越しの崎は、御輿ヶ嶽、稲村ガ崎、また七里が浜のはずれの腰越の崎(小動崎・こゆるぎさき)とも云われ、特定されていません。




                          新田義貞伝説の碑

稲村ガ崎は、元弘3年(1333)、新田義貞が鎌倉攻めの際、満潮のためここで立ち往生したが、黄金の太刀を海に投じて竜神に祈ったところ潮が引いた、という伝説の地です。



                        稲村ガ崎から七里ガ浜方面



展望台から   富士山が見えなくて残念!



                          由比ガ浜側から