月出帯食



四月十五日は望の日で、月の出のとき、満月が部分的に欠けた状態で昇ってくるらしい、と夫が言うので
それは珍しいから必ず見ようと心積もりしたものの、いざその時刻になると夕餉の支度に気をとられ
見ることを忘れてしまいました。
月の出時刻を30分も過ぎたころ、食事中にふっとその事を思い出し、二階の東側の窓から空を見上げますと
赤い月が高く昇って、それでもまだ上部が少し欠けた状態なのでした。
ブレが少ないようにとシャッター速度を上げて写したら、暗くて白っぽい月に写ってしまいました (^^ゞ  残念!
実際にはもう少し軟らかな薄赤い色だったように思います。
一枚目の下の白いものは街灯の明かりです。






                      *     *     *



月とはなんの関わりもありませんが、月だけでは陰気なので、今月2日の湿生花園の花を彩りに。


エゾノリュウキンカ



キバナノアマナ                        ナニワヅ
 


シュンラン