影草(かげくさ)の 生いたる屋外(やど)の 夕陰(ゆふかげ)に
鳴く蟋蟀(こほろぎ)は 聞けど飽かぬかも
万葉集 巻10ー2159
影草の生えている庭先の暗い物陰で鳴くコオロギは
いくら聞いても聞き飽きることがありません。
*万葉の時代、秋に鳴く虫は全てこほろぎと呼ばれていたそうです。
☆ ☆ ☆
先日、伸びすぎたピラカンサと枝垂れ梅の枝を伐っていたら、枝にこんな虫がとまっていました。
ネット図鑑であれこれ見比べて『サトクダマキモドキ』ではなかろうか、と見当をつけたのですが、どうでしょうか?
ネットで鳴き声も聴きましたが、チッチッチッと鳴くこの虫の声は、秋になると必ず聞くお馴染みの虫の声でした。
へぇ〜〜この虫が鳴いてたのかぁ♪
そっとホトトギスの葉に乗せてやると、脚を踏ん張ってじっとしているので写真を撮りました。
現在のわが屋外の影草です(*^。^*)