ホーフブルクはハプスブルク家が600年以上に渡って居住した王宮。
フランツ・ヨーゼフ皇帝一家が使った、銀器を中心とした食器類の展示室から始まり、シシィ博物館、皇帝の部屋と見学できる。皇妃エリザベートの部屋には、ダイエット器具やバスタブ、トイレまで展示してあって 彼女の美容に対する涙ぐましい努力が想像できる。髪のお手入れだけでも 毎朝三時間も掛けたという。各部屋は廊下で全部つながっており プライバシーが無い。息苦しい感じで、シシィがここに住むのを嫌った気持ちが分かる。皇帝ヨーゼフの部屋は思ったより狭く質素。シシィの肖像画が幾つも飾ってあった。家族の写真も。真面目で愛妻家で子煩悩だった人柄がうかがえる。
王宮 中央はミヒャエル門
ミヒャエル門を入ってドームの下 右側に入場券売り場がある。ここは車椅子用設備が完備。
ローマ時代の遺跡
ミヒャエル門に面した広場に、柵に囲まれた遺跡の一部がある。水が流れる施設のように見えた。
王宮中庭
ミヒャエル門を通り抜けるとフランツ一世像が立つ中庭に出る。
スイス門
中庭に出て左手、フランツ一世像に面してスイス門ある。門の中には王宮内最古の建物であるスイス宮,ウィーン少年合唱団が歌う王宮礼拝堂がある。スイス宮殿内には「王室宝物館」がある。
ヨーゼフ広場
アウグスティーナー通りに面した広場。中央にヨーゼフ二世像が立つ。像の後ろに国立図書館、一番左のドアはアウグスティーナー教会の入口になる。
パラヴィチーニ宮の門
ヨーゼフ二世像の向かい側、アウグスティーナー通りに面して大きな美しい女性像に挟まれた門がある。覚えていないが映画「第三の男」に登場した所だそうだ。もう一度見なくっちゃ。
アウグスティーナー教会
左の塔。宮廷教会。王家歴代の結婚式が行われた。フランツ・ヨーゼフとエリザベートも。
アルベルティーナの階段から写した。右に見える黄色い建物は、七宝焼のアクセサリーで有名なM.フライの店。
アウグスティーナー教会礼拝堂
地下に王家の人達の心臓が納めてあるとか。
入った時、何か撮影していてパイプオルガンが鳴り響いていた。ラッキー!
フィアカー
アルベルティーナ宮の脇を走る辻馬車。アルベルティーナはグラフィックアートの美術館になっている。突き当たりはオペラ座。
モーツアルト像
ブルク庭園の一角にある。季節の花でかたどったト音記号が有名だが、この日は花が終っていた。
ゲーテ像
ブルク庭園を出てすぐ、左手にある。リンク沿い。