7月7日夜 プラーター公園の大観覧車に乗り、グリンツィングのホイリゲでディナーショーを見る日本語ツアーに参加した。 右の小さい写真はゴンドラ内部。
オペラ座前
午後7時 オペラ座向かって左側の噴水の所に集合。参加者は私共と50代のご夫妻の4人だけ。飛び入り参加があるかも知れないから・・と暫く待って15分遅れでワゴン車で出発。(運転手は現地の人、ガイドは日本人女性。この人無愛想で殆どガイドをしなかった。こちらが質問すると面倒くさそうに、必要最小限の答えが返ってきた。ウィーンの日本人ガイドはとかく評判がよろしくない。何故だろう?)
先ずプラーター公園へ向かう。
プラーター公園 大観覧車
ドナウ川とドナウ運河に挟まれた広大な面積のプラーター公園は、もとハプスブルク家の狩猟場だった所。
大観覧車は映画「第三の男」に登場したことで有名。1897年に英国人バゼットによって設計された。
ゴンドラは比較的大きい。この中での「第三の男」の息づまる場面を思い出した。
私たちが乗った一つ前のゴンドラにはワインや食べ物が運びこまれ、お洒落したグループがパーティーをしていた。いったい何周するのかな?素敵なサービスがあるものです。
* 後に得た情報によると、二時間貸切りになるそうです。
プラーター遊園地
大観覧車から見た遊園地。もう一つ新しい観覧車があった。夏休み中とあって家族づれで賑わい、芝生の広場では仮設のステージで日本のお笑いショーみたいな事をやっていた。
観覧車から見る風景
光るドナウが見られるかと期待したが、丁度日の入り時でかすんでしまっていた。頂点はかなり高いので、天気の好い日中や夜景は素晴らしいかもしれない。ドナウタワーが見える。
クロンプリンツ・ルドルフスホーフ
グリンツィングのホイリゲ。このホイリゲは有名な老舗なのだそうでかなり大型店。黄色い壁に緑の気持ちの好い庭が奥まで続いている。
奥行きのある店内
ショーが行われる建物は庭の一番奥まった所にある。
中庭の席
中庭にもテーブルが並んでいて、大勢のお客さんがホイリゲを楽しんでいた。ここではアコーディオン弾きが曲を奏でていた。
テーブルの上
料理は「チキンシュニッツェル」か「ボイルドビーフ」の2種から選択。あと、たっぷりのサラダとパン、4分の1ジョッキのワインがどーんと出てきた。「おかわりは有料で」と云われたけれど モ〜充分です!
「メリーウィドウのワルツ」を歌う歌手
ショーはウィーンナワルツや民謡、アリアなど。ダンスもあって中々楽しい。楽器はピアノ、ヴァイオリン、チェロ。歌い手は本格的なオペレッタの歌手ではないかと思われた。歌の合間に私たちのテーブルにもやって来て、「コンバンハ、カンパーイ」とサービス満点。最後におきまりの「ラデツキーマーチ」で場内拍手で盛り上がり、第一部終了。もう10時半、私たちはここでお開き。他のお客さんはまだ宵の口、第二部を賑やかに待っていた。ヨーロッパの人は夜遊び大好きみたいです。