アサギマダラ



先日訪れた湿生花園の、春には水芭蕉が咲く林の中に一頭のアサギマダラを見ました。
この季節は此処まで入って来る人は少なく今は静かな場所で、もともと人に対する警戒心も余り持たない蝶らしく
ヒヨドリバナを移動しながらゆっくり吸蜜する姿を写すことができました。
あの、ステンドグラスのような翅の模様の浅葱色に光が当たると透き通るようで、見惚れてしまいます。


箱根でアサギマダラを見かけたのは二度目、最初は鎌倉古道「湯坂道」でやはり9月の中頃でした。
夏、駒ヶ岳頂上付近に沢山いる、と云う噂を聞いたことがあって、一度見に行こうと思いながらつい行かずじまいでしたが、
湯坂道で出会って、やっぱり箱根に来るんだアサギマダラ、と妙に感激したことでした。
近頃では、三浦半島でも鎌倉でも飛ぶ姿を見ることがありますから、箱根にいて当然ですけれども。


そう云えば過去、アサギマダラには幾度か出会っていますが、翅が傷んだ個体を見たことがありません。
長距離を渡りする蝶なのに何故いつも美しい翅を保っているのでしょう? 偶々なのでしょうか?














こちらはイチモンジチョウと思い写したのですが、何か違うな、と調べたらサカハチチョウのようです。初めて見ました。



アカバナ 
 


サクラタデ


アオフジバカマにイチモンジセセリ




アケボノソウ