♪踊る阿呆に見る阿呆♪


6月6日は上天気。
ツレは自分の稽古事の発表会で朝から出かけて行き、こんな爽やかな日に一人で家にいるのも勿体ないので
菖蒲園に行ってみようと思いたちました。
駅前の菖蒲園行きバス停の列最後尾に並びますと、前の女性が振り返って「どちらまで?」 「?菖蒲園まで」と私。
「一緒にタクシーで行きません? 次のバスが来るまで時間があるから」 もちろん 願ったり叶ったり。
も一つ前にいらしたお二人連れと計四人で相乗りです。
しょうぶ園少し手前で料金メーターが千円に。すると、ある方が
「千円なら一人250円でキリがよいから、運転手さん、ここで降ろして貰えますか?」
運転手さん 「うーん、いいよ、千円で門の前まで行ってあげる」
おばちゃんパワーは凄いなぁ! 運転手さん、皆さん、誠にありがとうございました。


この日、しょうぶ園は「しょうぶ祭り」開催中で入園無料。入って直ぐの所で南米音楽の演奏中。
菖蒲田の方に行くと突如「炭坑節」が鳴り響き、思い思いの衣装の人々が踊り始めました。
踊りの輪が流れ、ようやく静かになったと思う間もなく、今度は広場で消防署吹奏楽団の演奏会。
ビートルズのメドレーなど一緒にハミングしながら花を愛でつつ遊びました。
また暫く経って、菖蒲田の向うから勇壮な太鼓の音が響いて阿波踊りの一連さんの登場です。
元気な掛け声と共に軽やかに踊り歩く踊り手さん。見ればご高齢と思われる方も多く見受けられ
このような激しい踊りを難なく楽しげに踊っておられるのに感心してしまいました。
常日頃の鍛錬を重ねていらっしゃるからでしょうか。


当日は朝からカラオケ大会だのソーラン踊りだの、かなりドンチャン騒ぎな「しょうぶ祭り」だったようです。
野点席など設えられ、静かに風の音や鳥の声に耳を傾け、季節の花と語らう、そんな風情を求めて来園なさった向きには
些かガッカリな趣向だったかもしれません。


今年の花は例年より咲き方が早いそうです。



激写!


ドンドコ太鼓の音を轟かせで阿波踊りの連がやってきました。
  




広場で達者な踊りを披露


ご老体も


少年も


女盛り?のおねえさんも




とても見応えがあった四人組



菖蒲田に入って遊べる一角があり、真剣な目つきでオタマジャクシを探す子供たちがいました。