十二月(しはす)には 沫雪(あわゆき)降ると 知らねかも 
                 梅の花咲く 含(ふふ)めらずして


          紀少鹿女郎(きのおしかのいらつめ) 万葉集 巻8−1648



12月には淡雪が降ると知らないからでしょうか、梅の花が咲いています。蕾のままでいないで。




寒に入ってから三浦半島も冷た〜い日が続いております。
それでもここは温暖な土地柄ゆえ、明るい日差しに梅がほころび、水仙も菜の花も咲いて
みかんを刺した小枝にはメジロヒヨドリがやって来る。 気分はまさに早春賦♪


けれども旧暦ですと、今はまだ12月の初めなのですね。


この辺りでは2月に雪が降ることが多いので、寒さはまだまだこれからです。
とは言うものの確実に日が伸び、陽射しは輝きを増しています。春遠からじ〜♪



マンサクの花も春を待ちかねて・・・