富士山頂に陽が沈む



4月9日、近所の公園から望める富士山の山頂に沈む夕陽の写真を撮りました。
長い事 撮りたいな と思いながら、その日が来てもつい忘れてしまったり、よし、今日こそ忘れないぞ! 
と構えていると曇天だったりで写しそびれていたのですが、今年ようやく初めてその様子を見る事が出来ました。
世間ではこれをダイヤモンド富士と呼びますが、私の場合、キラリ輝く光芒を撮る手法を知らず
残念ながら胸を張ってダイヤモンドとは言えません。
実際はもう少し明るい時間帯でしたが、富士山が霞んでいて肉眼ではっきり捉えられない状態でしたので
カメラにあるメニューから「しっとり深みのある」で写したら、こんな色合いになりました。
太陽が富士山の後ろに沈んでゆくと、徐々に富士のシルエットが濃く浮かび上がり
山頂にかかる雲が赤く輝いて、万葉集に詠まれた「燃ゆる火」のように感じたのでした。



5時54分27秒


5時55分39秒


5時55分59秒


5時56分21秒


5時56分45秒


5時57分43秒


5時58分40秒


5時59分04秒



4月8日(5時55分37秒)の太陽はこの位置に沈んで行きました。



4月10日はどの辺りに沈むのか見に行ったら、富士山は厚い雲の帯に隠されていました。