夏草の
露分衣(つゆわけころも)着けなくに
わが衣手(ころもで)の
乾(ふ)る時もなき
万葉集 巻10ー1994
夏草の露を分けて歩いた時の着物を着てはいないのに、私の袖は乾く間もありません。
(あなたを思って、いつも涙をこぼしています。)
☆ ☆ ☆
今年もいつもの夏のように、山梨県の増富温泉に避暑のつもりで出かけました。
ところが山の温泉場は、来る日も来る日も雨で気温が低く寒いこと!
6日滞在して帰宅したら、毎日まぁ暑いこと!!(@_@)
それでも雨の合間をみて野山を歩き、花を写して遊びましたが、低気温の影響なのか、例年とは些か様子が違いました。いつもならカワラナデシコの盛りの筈なのに、この度は全く咲いていなくてちょっとガッカリです。
写した花をズラリと並べてみましたが、皆さまがご覧になるのに重すぎるでしょうか?
ご面倒でも、画像をクリックして頂きますと花の名前が分ります。