河の上(へ)の いつ藻(も)の花の 何時(いつも)何時も 来ませ我が背子 時じけめやも
吹芡刀自(ふふきのとじ) 万葉集 巻4−491
河のほとりのいつ藻の花のように、いつでもお出で下さい、わが背子よ。
何時でも季節はずれということはありませんから。
はごろも藻
撮影場所 箱根湿生花園
伊豆の入口の三島市に「梅花藻の里」という小さな園地があります。
富士山の伏流水で育つ梅花藻が、湧水の減少や、水質の悪化等によって一時は絶滅したのを、再び町の川に取り戻すべく、ボランティアの方々がここで育成しています。
「ミシマバイカモ(三島梅花藻)は、キンポウゲ科の多年草水中植物で、市内の楽寿園小浜池で昭和5年(1930)に発見されました。水中に沈んだ糸状の細い葉と可憐な梅のような白い花を開き、富士山の冷たいきれいな湧水と日当たりを好み、一年中花を咲かせ楽しませてくれます。」(説明板から)
梅花藻饅頭
向かい側の売店で売っていました。薯蕷(じょうよ)饅頭風の小さいお饅頭です。
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