芸術の秋



ブリヂストン美術館 「カイユボット展ー都市の印象派」 を観てきました。(11月2日)



『ギュスターヴ・カイユボット(1848〜1894)はモネやルノワールとともに印象派を代表する画家で、1876年の第2回印象派展以降、5回にわたって印象派展に参加しました。その存在は、仲間の作品を購入することによって、経済的に彼らを支えたほか、印象派展の開催の継続などでも、仲間の意見調整や経済支援などをおこなった人物として知られています。しかし近年では、印象派の画家としての活動に関心が集まり、作品の再評価が進んでいます。すなわち、ドガと同様に、近代都市パリの新しい風俗や都市風景を光り溢れる繊細な筆致で描いた作品に関心が高まっているのです。本展は、印象派を中心とするコレクションを美術館の中核にすえるブリジストン美術館が、開館以来半世紀を経て、印象派の代表的画家であるギュスターヴ・カイユボットを日本において初めて紹介しようとするものです。』 展覧会スケジュールより。

2013年10月10日(木)〜12月29日(日)


世の関心が高いようで、土曜日だったこともあり、若い人を中心に沢山の入館者が熱心に鑑賞しておりました。



続いて11月3日は国立能楽堂お能鑑賞。『友枝会』です。





能 「烏頭」   友枝 昭世  宝生 閑

仕舞 「羽衣」  友枝 大風
   「屋島」  友枝 雄太郎

能 「夕顔」   友枝 雄人  宝生 欣哉

狂言 「酢薑」  野村 萬   野村 万蔵

能 「小鍛冶」  友枝 真也  殿田 謙吉


能三番に仕舞、狂言、頑張って拝見しました。



いつも感じることですが、「友枝会」では舞台、見所に得も言われぬ上質な空気が漂います。
何でかしら?
これは演者さん方の客席を魅了する力量もさることながら、たぶん観客の皆さんが観上手であることも関係していると思われます。そのお蔭で曲ごとに余韻をたっぷり味わうことができました。

それにしても〜人並みに芸術の秋を満喫するのも骨がおれます。草臥れて体力低下を実感しました。
ツレの会社の先輩も昨年までは全部ご覧になってましたが、「今日は途中で失礼するよ」と帰って行かれました。
あぁ〜私たちもいつまで続けられるかなぁ・・・




能楽堂中庭