鴨・かも



水鳥の 鴨の羽色の 春山の おぼつかなくも 思ほゆるかも


           笠 女郎(かさのいらつめ) 万葉集 巻8−1451



水鳥の鴨の羽の色のような春の山がぼんやりしているように
あなたのお気持ちがよく分らないので、もどかしく思っています


* 笠女郎が大伴家持に贈った一首です


春めいて来たこの頃は、マガモの姿を見なくなりました。
もう北へ渡って行ったのでしょうか。


今までに撮った鴨のいろいろ。

マガモ (鶴岡八幡宮 源平池)


オナガガモ (鶴岡八幡宮 源平池) 


オナガガモの群れ (金沢文庫 称名寺


カルガモ (新宿御苑


カルガモの親子 (向島百花園


ヒドリガモ♂ (小松が池)


ヒドリガモの群れ

写っている桃色は、三浦海岸近くにある、小松ヶ池の河津桜の花の色です