朝霧の 八重山越えて 霍公鳥 卯の花辺から 鳴きて越え来ぬ



                                万葉集 巻10−1945 (夏の雑歌)



      朝霧の山々を越えてホトトギスが、卯の花のあたりを鳴いて越えて来ました。



ウツギ


もう10日以上経ってしまいましたが、箱根湿生花園を散策した日の花の様子です。
連日の暑さにゲンナリして、箱根に涼みに行こうか〜とたまに利用する強羅の宿を検索すると、明日、明後日空室あり。
ならば早速と翌日ふらりと出かけました。
強羅ではやや蒸し暑さを感じたのですが、仙石原まで行くと高原気候で、ひんやりとした空気が心地よかったです。
既にサンショウバラの花は散り、湿原の夏の花が少しずつ咲き始めており、池のアサザが見頃でした。
林の中にはササユリがちらほら。イノシシの害から身を守り、よくぞ咲いててくれました。


例年ですと6月には「青いケシ」が見られるのですが、昨年秋の北海道を襲った度重なる台風で生産者が被害を受け
仕入れが出来なかったそうで、今年は展示がありませんでした。


一枚目の霧の写真は朝霧ならぬ真昼の霧ですが、その霧にしっとりと咲く花の写真を並べてみました。
この日の仙石原は、咲き残りのウツギの花があり、ホトトギスがしきりに鳴き、まさにこの歌のような夏の情景です。



ササユリ


オオバギボシ


アサザ


スイレン


エゾミソハギ


ムラサキモメンヅル


ホザキシモツケ                            シモツケ
 


エゾキスゲクガイソウ


シナノナデシコ


ヤナギラン、クサレダマが咲き始めました。
 



マツモトセンノウ                             センジュガンピ
 


キツリフネ


ハンカイソウ咲く散策路


風に吹かれて ノハナショウブ