忘れ草 我が下紐(したひも)に 着(つ)けたれど 醜(しこ)の醜草(しこくさ) 言(こと)にしありけり
(恋の苦しみを忘れるという)忘れ草を私の下着の紐につけたけれど、何の役にも立たない、ひどい草です。(あなたのことを忘れられません)
大伴家持(おおとものやかもち)が、数年離れていた坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)と再会した時に贈った歌です。
*忘れ草とは「カンゾウ」「ヤブカンゾウ」のことで、憂いを忘れる草と考えられていました。
エゾカンゾウも同じ仲間ということで、忘れ草の歌を合わせてみました
オロンコ岩
これはウトロ港にある平たい岩山で、頂上には遊歩道があり、7月はお花畑になるそうですが、この時はまだ時期が早くて、エゾカンゾウ、センダイハギなど少し咲いていました。
以下はオロンコ岩からの風景です
急な階段を登るので一寸大変ですが、頂上からは360度の眺望が楽しめます
知床連山が綺麗に見えました
右から羅臼岳、三峰岳、サシルイ岳、オチカバケ岳、硫黄山
プユニ岬方面
この岬を通って知床五胡や知床峠に入ります
ウトロの町の中心部
中央辺りに見える岩はゴジラ岩、ちょっと高台に温泉街があります
左奥の山は羅臼岳
ペレケ川河口
真ん中に見える茶色っぽい平屋の建物は、道の駅「うとろ・シリエトク」です
チャシコツ崎(カメ岩)の、もひとつ奥に見える岬のトンネルをくぐると、すぐ左にオシンコシンの滝があります。ウトロから約5km