万葉集巻五 梅花の歌32首、員外2首、追加4首

815 正月(むつき)立ち春の來(きた)らば斯(か)くしこそ梅を招(を)きつつ樂しき終へめ 大貳紀卿 816 梅の花今咲ける如(ごと)散り過ぎずわが家(へ)の園(その)にありこせぬかも 小貳小野大夫 817 梅の花咲きたる園の青柳(あおやぎ)は蘰…

令和    万葉集巻五 梅花の歌 序

梅花はんぺん 梅花謌卅二首并序天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴會也。于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。加以、曙嶺移雲、松掛羅而傾盖、夕岫結霧、鳥封穀而迷林。庭舞新蝶、空歸故。於是蓋天坐地、促膝飛觴。忘言一室之裏、開…

北鎌倉散歩

偶には明月院の紫陽花でも観に行こうかなぁ、と北鎌倉駅に降りたってみれば やっぱり続く明月院への人の波。この様子では混雑してそうだから今日は止めとこ。 では東慶寺に寄ってみようか・・・ バス通りはご覧の通り人は閑散。 円覚寺門前を通り過ぎ 東慶寺…

道端に咲く花

5月初旬に散歩の道すがら写した道端に咲いていた花たちです。 整理がてら写真を見ますと帰化植物の多さに驚きます。 さて、この中に帰化植物は何種類写っているでしょうか? アカバナユウゲショウ、シロツメクサ、アカツメクサ、セッカツメクサ、マツバウン…

くりはま花の国

くりはま花の国へ散策に出て写真を沢山撮りました。 写すのは楽しいけれど、老いとともにその整理が儘なりません。 5月5日、子供の日。若い家族連れやグループで賑わう花の国はポピーの見頃。 はしゃぐ若者や子供たちが可愛らしく、見ていると演技をして写…

庭で

わが家の手入れを怠った狭い庭にも、四月の声を聴くと次々にいつもの花が咲きました。 既に散ってしまった花、これから盛りを迎える花、色々です。取り敢えず並べただけで失礼いたします。(*^_^*) ピラカンサに通ってくるスズメバチ? 枝に寄生するタマカイ…

富士山頂に陽が沈む

4月9日、近所の公園から望める富士山の山頂に沈む夕陽の写真を撮りました。 長い事 撮りたいな と思いながら、その日が来てもつい忘れてしまったり、よし、今日こそ忘れないぞ! と構えていると曇天だったりで写しそびれていたのですが、今年ようやく初め…

春されば

春されば しだり柳の とををにも 妹は心に 乗りにけるかも 春去 爲垂柳 十緒 妹心 乘在鴨 万葉集 巻10−1896 (柿本人麿歌集) 春になるとしだれ柳の葉がたわたわとしなうように、わたしの心がしなうほどに、あの人は私の心に乗ってしまっているよ。 心…

衣笠山公園

25日に衣笠山公園まで散策に出ました。 商店街の中の横須賀線ガードをくぐり、衣笠駅裏手の住宅地の、ここ通っても大丈夫なの? と心配になるほど細い家と家の隙間のような路地を抜けると山道になり、公園への近道です。 凸凹した山道にはスミレやタネツケ…

近所の桜は咲いたかな

TVの天気予報を見ていると、桜の開花をかまびすしく言い立てるので さて、わが住まいする辺りは如何に、と近所の公園の桜の様子を見に行きました。 まだ殆どの木の蕾は固く、小さな公園を一周したらほんの一輪、白い花が強い風にゆれておりました。 ここの…

鎌倉散歩

もう二週間近く経ってしまった、今年初めて鎌倉散歩に出た日の記録です。 鎌倉を歩くお気に入りのコースはいくつかあるのですが、久しぶりに長谷方面を目標に歩いてみました。 鎌倉駅→納言(小町通り)→若宮大路→由比ヶ浜→長谷→笹目→御成町→鶴岡八幡宮→鎌倉…

トラツグミ (ぬえ鳥)

よしゑやし 直(ただ)ならずとも ぬえ鳥の うら嘆(な)け居りと 告げむ子もがも 万葉集 巻10−2031 柿本人麻呂歌集 たとえ直に逢えなくても、「ぬえ鳥のようにひっそりと嘆いている」とあの人に伝えてくれる子がいたらなぁ。 * 秋の雑歌 「七夕」の…

皆既月食

昨夕TVニュースを見ておりますと、今宵は皆既月食でスーパーブルーブラッドムーンとか伝えています。 へぇ〜そうなんだ! ところで今夜の月見えるのかな? 二階の窓から確認しますと、うっすら雲がかかった月がありました。 果たして月食は見られるのでし…

横浜暮色

横浜で、趣味のお仲間との忘年会に出席すると云う夫を日本大通りの会場まで送って行き その後ひとりで開港の道プロムナードを歩きました。 イチョウの並木は冬木立となり、根元はギンナンの臭い芬々。 大桟橋には出港前の飛鳥IIので〜んとした姿がありました…

箱根の紅葉

甘酒茶屋に行った日、元箱根から杉並木を通って箱根町まで歩く道中 成川美術館と箱根の関所周辺で中々美しい鮮やかな紅葉が見られました。 路線バスの車窓からは、お玉ヶ池背後の二子山の山肌がまさに織る錦。 小涌谷の蓬莱園でも、真っ赤に燃えるモミジが陽…

甘酒茶屋

箱根で紅葉を見がてら久しぶりに甘酒茶屋まで行ってみようか・・・ そんな相談をして立ち寄った甘酒茶屋。ここで憩う現代の旅人たちは、随分と国際色豊かな顔ぶれなのでした。 日本人でも甘酒はちょっと苦手な人が多いのに、外国の皆さんは甘酒を綺麗に飲み…

円覚寺 舎利殿

11月3日〜5日、宝物風入れで舎利殿が特別公開されましたので拝観して参りました。 鎌倉五山二位の円覚寺は、弘安五年(1282)の創建、開基は執権北条時宗、開山は無学祖元(仏光国師)です。 深い緑に包まれた円覚寺は、中世鎌倉の面影が強く感じら…

さな蔓 (サネカズラ、美男蔓)

木綿裹(ゆふつつ)み 白月山の さな葛 後もかならず 逢はむとそ思ふ 或る本の歌に云はく、絶えむと妹をわが思はなくに 万葉集 巻12−3073 (白月山のさな蔓のように)後にも必ずあなたと逢いたいと思います。 *木綿裹み(一に云はく、畳)。 木綿裹は…

散歩

ある日の午後、久里浜緑地に散歩に行かない? とツレが誘いますので出かけました。 JR久里浜駅から商店街を通り抜ける、いつものコースを歩いていてフト振り返ると 一緒に歩いている筈の夫がいません。 ありゃ、また迷子だ、と駅の方に戻ってみても姿なし…

アサギマダラ

先日訪れた湿生花園の、春には水芭蕉が咲く林の中に一頭のアサギマダラを見ました。 この季節は此処まで入って来る人は少なく今は静かな場所で、もともと人に対する警戒心も余り持たない蝶らしく ヒヨドリバナを移動しながらゆっくり吸蜜する姿を写すことが…

秋の野で

9月に入っても暑い日が続き家に籠りがちでしたが、少しは歩かなければ、と先週、箱根湿生花園に出かけました。 宮ノ下辺りでは蒸し暑く、強羅はやや蒸すかな? 仙石原まで行きますと空気はサラリと爽やかな風が渡って通ります。 湿生花園の秋の花は、サギソ…

湯治

5年ぶりに訪れた増富温泉は、ほんの少し寂しさが漂うように感じました。 住民の高齢化による過疎化が進んだのか人影まばら。何となく活気がない。常連の湯治客も減っているのでしょう。 お盆の間はさすがに満室との事でしたが、それが過ぎればお客さんも少…

増富の野草

台風15号の前触れで、今日は朝から風雨が強く荒れた空模様です。 8月も今日でお終いだわ! と慌てて野の花の写真をまとめました。 何処でも見られる野草が多いですが、シデシャジンは此処でしか見たことがなく、 以前と変わらず同じ場所に見つけて嬉しく…

いつまでも引きずる増富温泉あれこれ。今日は虫です。この温泉場周辺を散策する楽しみの一つは、珍しい蝶に遭遇する事です。 過去に此処で出会った私にとって珍しい蝶は、アサギマダラ、ミヤマカラスアゲハ、クジャクチョウ、ルリタテハ、コムラサキ、 イチ…

廃校カフェ

増富温泉の宿からぶらぶらと川下に向かって歩いて行きますと、日向だの日陰だのと呼ばれる小さな集落の中に 昭和38年に廃校になったという小さな分教場が残っています。 この古い校舎を借りて染色工房として使っていた人がカフェを始めたと聞き、散歩がて…

明野のひまわり

8月2日、山梨県北杜市、茅ヶ岳山麓に広がる明野のひまわり畑であれこれ写して来ました。 ひと月の間花が楽しめるよう区画を分けて開花期をずらし、しめて60万本のひまわりが植えられているそうです。 私共が訪れた時は、区画番号の若い畑がちょうど見ご…

山川

雨降れば 激(たぎ)つ山川 石(いは)に觸(ふ)れ 君が摧(くだ)かむ 情(こころ)は持たじ 万葉集 巻10ー2308 雨が降ると激流になる山川が岩に砕けるように、あなたの思いが砕けるような心を私は持っていません。 (大丈夫、安心してね) 残暑お見…

ニイニイゼミ

台所仕事をしている時、日常的に聴こえる耳鳴りとは少し違う音質?の、ヂ〜〜〜 ヂ〜〜〜と云う音がしました。 おや! そろそろニイニイゼミさんのお出ましかな。 お隣さんの枇杷の木を見に行きますと、いました、三匹のニイニイゼミさん。 7月22日の午後…

箱根登山鉄道

やれ猛暑日だ、熱中症だと連日の報道で、老人はどうすれば良いの?とオロオロ暮らしておりますが 手慰みに、先日出かけた箱根の登山電車の車窓風景を並べてみました。 箱根湯本駅を発車間際の、氷河特急風に塗装されたサン・モリッツ号に間に合い 運転席の後…

朝霧の 八重山越えて 霍公鳥 卯の花辺から 鳴きて越え来ぬ 万葉集 巻10−1945 (夏の雑歌) 朝霧の山々を越えてホトトギスが、卯の花のあたりを鳴いて越えて来ました。 ウツギ もう10日以上経ってしまいましたが、箱根湿生花園を散策した日の花の様子…